かぜ(かぜ症候群)の原因の70〜80%がウイルス(ライノウイルス、アデノウイルス、エンテロウイルス、コロナウイルス)によるもので一部に細菌(肺炎球菌、インフルエンザ菌)、マイコプラズマ、クラミジアなどです。鼻、のど、気管の症状がでます。すべての部位を視ます。それぞれの症状にあわせて処置をし、薬を出します。かかりはじめのかぜなら漢方薬がよく効きます。もちろん当院では漢方も出します。こじれる前に受診して下さい。
インフルエンザは単なるかぜではありません。
 突然の高熱、全身の倦怠感、頭痛、関節痛、咳、鼻水などが出現します(もちろん症状が軽い場合もあります)。鼻水を診断キットで検査すれば15分程度でインフルエンザ(A型またはB型)かどうかがわかります。インフルエンザと判明したら、症状の発現48時間以内であれば抗インフルエンザ剤(ザナミビル、オセルタナビル、ラニナミビルオクタン酸エステル水和物、プラミビル水和物)による治療をすぐ開始します。非常に早く治ります。やられたなと思ったらすぐに受診して下さい。なお当院ではインフルエンザワクチンも実施しております。

 かぜ症候群と違いインフルエンザでは気管支炎、肺炎、脳炎になることもあります。高齢者では死亡率も高くなります。

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